療育のフィードバック(令和3年6月3週)

京都府乙訓郡向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)療育のフィードバック

こんにちわ!こんばんわ!

緊急事態宣言が20日に解除されますね。解除されるからといって、特に運営上変わりはないですが、引き続き安全・安心のサービスをご提供できるよう感染対策等も含め、徹底していきます。

さて、今回の冒頭はこちら!

“子どもの「順応性」について”

「新しい環境に順応できる能力」というのは、この日本の慣例や文化的な側面も含め、必要不可欠の能力であると思っています。

新年度を迎えて早くも3ヶ月が経とうとしています。4月から利用を開始した子や進級・進学した子が、それぞれが新しい環境の中で少しずつ順応することができてきています。

新しい環境に慣れるということは、大人でもなかなか難しいことですよね。子どもたちの様子を見ていると、改めて順応性の高さに驚かされます。

放課後等デイサービスというのは、家に帰ってそれぞれの余暇を過ごすのとは違い、自身を見つめる機会を得ながら小集団で他者と関わることで成長力を高め合うための、子どもにとっては新たな「社会」の1つです。

6月に新しくASTEPを利用された子についても、初めての利用とは思えないほど友達と関わり合い、すでに利用している子も、自然と受け入れられている姿が見られます。

大人と比して子どもたちの「良い意味での固定概念のなさ」には、私自身ものすごく勉強させられています。

「家にいる時とASTEPでの様子が全然違いますね!」というお話を伺うことがよくありますが、子どもたちは、家での自分とASTEPでの自分というものを分けて行動していることがわかります。

場面に分けられた行動ができているということは、裏を返せば、社会性が身に付いている証拠だと言えます。

家庭との違いはあって当然です。そうして順応力を身につけながら社会性を自然と身につけています。

みんなそれぞれのスピードの成長力で、伸びていますよ!

では、療育のフィードバック(6月14日~19日)の活動をピックアップして評価しながら振り返っていきますね!

14日(月):製作(夏祭りの看板作り)

【夏休みの看板が完成しました!】
夏祭りの看板が完成しました

夏休みに行う「夏祭り」用の看板をみんなで製作しました。

コロナ禍でなかなか開催されない「花火大会」をイメージをし、「夏といえば?」などの会話を交えながら、夏に思いを馳せながら完成することができました。

【製作を楽しむ子どもたち】

絵具を垂らしてストローで吹いたり、手でスタンピングしながら花火を表現しています。

手で書くだけではなく、色んな発想をもって花火を表現する方法を考えながらできました!

子どもたちの好きな色がふんだんに使われて部屋が賑やかになりました!夏祭りが楽しみだね!

15日(火):製作(2/2)

製作のサンプル品(帽子・貯金箱・ペン立て)

先週の続きで「ミニオン」の製作です!

2週にわたって製作をしましたがついに完成の時がやってきました!(残念ながら間に合わなかった子がいたので次週短時間で取り組みます…)

大好きなキャラクターだけあってみんなの熱中度も高く集中して製作に取り組めています。

【集中して製作に取り組む子どもたち】

こちらの指示に手際良く対応し、次の指示を待てる子や、難しい場面でヘルプを出せる子がいる一方、糊付けの位置をミスしてしまって、職員が注意をすると集中力が切れてしまった子もいました。

ある声掛けで立ち直ることができ、その後ミスした工程を何度かやり直しをして苦手作業の認知と解決を行いました。

それぞれの子どもに得意不得意の領域があります。

得意な子はもっと難易度を上げたり自由な発想をもって製作をする。不得意な子は、作業の工程を通して苦手な作業を見極めて反復した練習が必要になってきます。

製作を通して物を作り上げることは目的の1つに過ぎません。

作り上げる工程の行動に着目して今後も製作活動を行っていきますね!

16日(水):しっぽ取り

【追いかけながら逃げる様子】
追いかけながら逃げる様子

この日は12人のご利用で、大人数であったため、外でしっぽ取りをしたかったのですが…あいにくの雨で療育訓練室での実施となりました。

それぞれの子どもに評価できる点がありすぎてここではなかなか全てをお伝えができないのですが、ある女の子をピックアップして評価します。

非常識なアプローチにより活動に参加できた女の子

【しっぽをおでこに貼る】

しっぽに対して興味を示してくれてはいたのですが、しっぽを触るだけで特にゲームに参加する様子がありませんでした。

職員が「しっぽをおでこに貼ってみる?」と言っておでこに貼ると満面の笑み!!

その後、職員がおでこのしっぽを取ろうとすると取られたくないのか逃げ回ります。その延長でみんなでゲーム開始すると、他の子どもの様子を見て友達のしっぽを取ろうとする様子が見られました。

すごいことですよね。場の空気を感じ取って、しっぽを取ろうとしたこと、まさにしっぽ取りのルールそのものです。

意識してできたというと、そうではありませんが、集団の中に入って活動を行えたことは紛れもない事実で、これこそが成長なんです。

そして、何気ないアプローチ(おでこに貼る)について、固定概念の中のアプローチだけではないことを改めて認識できました。

今後も、ゆっくり穏やかに友達と関わっていければと思います。

17日(木):食育活動(おやつ作り)

【ピーラーの使い方を学ぶ】
ピーラーでさつまいもの皮を剥く

目的は「お喋り」です!

お喋り?なにそれ?と思われるかもしれませんが、狙いがあります!

目の前のことに集中しながら、作業とは別の話をするんです。(包丁やピーラー使用時は行っていません。)

手は作業、口は別の話題…簡単そうに見えて高度で難しいことなんです。

実際、作業に没頭して一切会話をしてくれない子もいました。

何よりコミュニケーションを取りながら作業することは楽しい!ということを感じてもらえればと思って行いましたが、やはり難しかったですね!

場数を踏んで、作業に慣れればきっとできるようになると思いますので、調理の際のコミュニケーションは課題として、今後も継続して実践していきます!

【みんな美味しく完食しました!】

おかわりする子がほとんどで「晩御飯食べれませんでした」という連絡があったほど…すみませんでした。

次は何を作ろうかな…保護者さんからのリクエストもお待ちしておりますね!

18日(金):ひらがなタッチゲーム

【ルールを説明する様子】
ルール説明をする様子

やや難易度が高いかな?と思っていて、ルールの説明が重要になってくるかと思い、説明を端的に行い、練習の時間を多くとりました。

その甲斐もあって、子どもたちもしっかりルールを理解してくれてゲームとして成立させることができました!

ASTEPでは活動開始にあたり「ルールの説明」というのを非常に重視しています。

何を重視しているのかというと、説明に使う言葉のやさしさと説明時間長さです。

大人が使うような難しい言葉や単語では当然理解できません。また、説明が長すぎると、子どもたちの頭で整理がつかなくなります。

チュートリアルとして練習をまず行うというのは、何事においても非常に有効な手段だと思います。

今回は、お題の頭文字の単語を頭の中で考え、ひらがなは「あ」~「ん」までの全46種類のカードから探すという高度な作業です。

スムーズにできる子や、なかなか処理しきれない子もいますが、参加した全員がゴールできています。

その中で、子どもたち発信で、応援団のようにまとまり1人を応援する姿も見られるなど、思いやる場面も見られています。

日々日に遊びやゲームを通して、人間力の成長が垣間見れています。

まとめ

土曜日もあいにくの雨だったので、園芸活動を中止とし、伏見にある科学センターへ社会見学に行きました。

その後ASTEPに戻り、個別の療育を行っています。

時期的特性として、中・高校では中間テスト前であることを踏まえ、個別療育で「テスト(試験)を考えよう!」を実践しましたので、別の記事で詳細をお伝えしていこうと思います。

療育的な目的で実施しつつ、教育的な側面も持ったプログラで、かなり苦戦されていましたが、最後にはおおよその概要は理解することができました。

本番のテストで是非実践してもらいたいですね!

来週の療育(6月21日~26日)のアジェンダを更新しております。ご確認を宜しくお願いいたします!

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どうも!ASTEPホームページ管理人です! 京都の乙訓圏域で放デイを運営しながら、積極的に現場に入って福祉の現状の改善に奔走しています。 InstagramやX(旧Twitter)ゆる~く更新してます★ どうぞご覧あれ~◎

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