療育のフィードバック(令和3年5月4週)

京都府乙訓郡向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)療育のフィードバック

こんにちわ!こんばんわ!

梅雨に突入し、今週も雨続きでしたね。

外での活動が制限される中、今週は主に事業所内で実のある時間を過ごしました。

4月より多くの子どもたちにご利用いただけるようになり、今に至るまでの変化について思うこと…

「子どもの順応力の高さ」について

子どもたちは大人と比べ、基本的にネガティヴ思考です。新しい環境に入る時は「知らない人ばっかりだからどうしていいかわからない」と思うものです。

やってみたい!という気持ちはあるものの不安や恥ずかしさなどのネガティヴな考えが前面に来ます。

しかし、新しい環境に入ることの成功体験がないといつまで経ってもやりたいと思ったことを始めることができません。

ただ、必ずと言っていいほど子どもたちは、その抵抗感や不安感、恥ずかしさを克服できています!

子どもたちの順応力は本当に高く、ネガティヴな考えから時が経つにつれ

「みんな、仲良くしてくれた!」「わからないことができた!」

このように、自分が置かれた環境に順応していきます。

その時に得た、新しい環境に足を踏み入れた経験や不安、恥ずかしさを克服した経験が成功体験となり、子どもたちのこれからの新しい環境にチャレンジする自信となり、子どもたちの世界を広げるんですね。

新しい環境に足を踏み入れることへの抵抗を取り払ってあげることも必要なのでしょうね!

前置きが長くなりましたが、5月4週の療育をフィードバックしていきます!

17日(月):6月の製作

【できるだけ紙を小さくちぎる】
京都府乙訓郡向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)製作で紙をちぎる様子

この日の製作の目的は「季節感を知る」ことです。

日本には四季があり、その季節の折々に、梅雨があり、秋には紅葉となり、春には新しい環境を祝うかのように桜が咲きます。

そんな季節の豊かさを感じ、情操を育んでもらいたい思いを持って、季節の製作を行っています。

今の時期は「梅雨」ですね。虹のアーチを作り、雨を表現したり、生き物は立体感を出したり、みんなで構図まで話し合って決めることができました。

梅雨というものをまだ知らない子も多く「雨が続く季節なんだよ。」と言うと「雨やだな…外で遊びたいのに」と少し残念そうな表情をしたりする子もいました。

子どもたちができる作業を見極め、全員が参加し、ちぎったり貼ったりする一方、手先が器用な子は、生き物を折り紙で製作したり、分担して作業ができています。

まだ完成には至っていませんが、引き続き取り組んで完成させていきます!

18日(火):プラバン作り

子どもたちの発想力には本当に驚くとともに、笑かされました!(写真にある絵をご覧ください!)

活動を行うためにLP(レッスンプラン)を毎回必ず作成しているのですが、私たちが考える目的や狙いを子どもたちははるかに超えていきます。

子どもたちから勉強させてもらってることも活動の中では非常に多く、寄り添う側の私たちが、時に寄り添ってくれていることもしばしば…

そんな関係性があってもいいですよね。私たちは子どもたちや保護者の方々に支えられていることを改めて認識できました。

プラバン作りの工程でオーブンにかける際に起こる「形状の変化」をまじまじと眺める子どもたち

「ああー!僕のプラバンがなくなるー!」という子も(笑)

みんな思い思いの作品を仕上げお持ち帰りしています。

あるご家庭では、プラバン作りの作り方を親御さんに説明し、家でやりたいからと材料を買ってきて!と言う子がいました。

好奇心の最たるケースですね!本当に素晴らしいことです。

是非ご家庭でも取り組んでいただき、親子で有意義な時間を過ごしていただけたらと思います!

19日(水):製作(お魚釣り)

公園遊びの予定をしていましたが、外はどしゃぶりの雨…

急遽プログラムを変更し、来週実施する「お魚釣りサーキット」のためのお魚を製作することに。

親御さんから「公園遊び」と知らされていた子もいてなかなか切り替えが上手くいかない子もいました。

プログラムの変更があるときは、保護者の方々に連絡をして子どもたちに伝えてもらうことも必要なのかな…と思っています。

その際はご協力をお願いすることがありますが、宜しくお願いします。

製作は手先の巧緻性の向上だけが目的ではありません。

はさみやのりなどの道具を扱う事にだけに育ちが見出せるのではなく、試行錯誤したり、お友達と関わったりする姿にも育ちを見いだすことができます。

ASTEPでの製作は「思考力・判断力・表現力等の基礎」「学びに向かう力、人間関係等」についても、成長の焦点として捉えています。

この日も「これはどうしたらいい?」「次は何すればいい?」「何色使おうかなー」など各々のセクションで思考が行えわれ、質問が飛び交っています。

1つのものを作り上げる喜びの他にも、無意識のうちに個人の能力が向上している…それが製作です。

しっかり見極めていきます!

20日(木):リトミック

【キーボードに興味を示す子どもたち】
京都府乙訓郡向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)リトミック

この日、新たな成長の姿が見れました。

今までなかなか活動に積極的に参加することが厳しかった子が、音楽に合わせて、全身を使って表現してくれています。

また、言葉でのコミュニケーションが難しい子も、初めは職員と一緒に動いていましたが、その場を離れてみると、1人でできている…

まだ今の段階では厳しい…そう思っていました。これが成長力です!

私たちの知識や経験をはるかに超えていくのが子どもだと痛感させられました。

先日ブログで「思い込みの療育」について書かせてもらいましたが、私たちも反省しなければいけませんね。(下にリンクを貼っています!)

軽やかなピアノが流れるとスキップしたり、低くゆっくりのピアノが流れると怖い顔をしてのそのそ歩いたり。

恥じらいなんてなく、めいっぱい表現できています!

冷房をかけていたのにも関わらず、みんな汗まみれです!

音楽を使ったプログラムについて、しっかり勉強してプログラムを増やしていけたらと考えています。

[blogcard url=”https://www.astep-kyoto.com/development-4486″]

21日(金):ルーティンワーク

目的である帰宅時の行動について、絵カードを使用してみんなで学びました。

【ASTEPに帰ってきてからの行動を示した絵カード】
京都府乙訓郡向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)ルーティンワークの絵カード

この絵カードを子どもたちに順番に並べてもらいました。

その後「手洗いについて」にフォーカスして、手洗いで気を付けたいことを職員が実演しながら子どもたちも実践しました。

コロナ禍で手洗いうがいについてはご家庭でも取り組まれていると思いますが、みんなで手洗いの重要性やポイントを学び、その中で新たな発見もありました。

【みんなで正確な手洗いを学ぶ様子】
京都府乙訓郡向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)ルーティンワークの手洗い

実演したのちに、1人ずつ質問をしました。

「手洗いは何でしないといけないのかな?」と言うと

「風邪をひかないため」「コロナにかかるから」としっかり理解できています。

最後に「手だけじゃなくて、病気にならないためには自分の身体を清潔(きれい)にすることが大事だよ!」と伝えています。

身体を清潔に保つことは生活スキルの1つです。

親と一緒にお風呂に入っている子は、ゆっくりで構いません。1つずつ教えながら自分で洗うことをさせてあげてください。

背中が洗えない子は、洗うコツを教えてあげてください。その積み重ねが自立へと繋がっていきます。

「お父さんお母さんに手洗いを教えてあげれる?」と言うと、みんな自信たっぷりで返事をしてくれていましたので、是非見てあげてください!

22日(土):園芸活動

この日は、城陽市の長池に移動して園芸活動を行いました。

当初、子どもたちが一生懸命に苗を植え、週に1回ですが草抜きをしたり、育ってきた苗に支柱をくくりつけたり、手入れしてくれたおかげで、順調に育っています。

【苗植え前の畑】

【現在の畑】

城陽の農園にはたくさんの作物を育てています。

今年は、トマト、じゃがいも、きゅうり、なす、かぼちゃを育てています。

その他に、たくさんの栗の木や梅の木があり、今年はみんなで収穫祭を行います。

【育てている作物の写真】

梅の収穫は6月中旬くらいを見込んでおります。

子どもたちに収穫の経験をさせたいという方は、後日、曜日振替のご案内をお送りしますので、是非ご検討ください!

収穫した梅は事業所に持ち帰って、子どもたちで梅ジュースを作ったり梅干しを作ったりして食育活動に活かしていきます。

楽しみにしていてくださいね!

今日の作業は野菜を支柱にくくりつける作業と、不必要な茎を選定し除去する作業です。

【支柱に縛りつける作業の様子】

2週間前に初めてちょうちょ結びができるようになった子が、応用として、茎と支柱を選定して縛り付けています。

縛り付ける箇所も自身で決め、扱いずらいビニールのテープを、器用に結べています。

どれだけすごいことなのか分かりずらいかもしれませんが、ものすごく努力した結果です。

これからも応用力を身につける学びは終わりません!

まとめ

京都府乙訓郡向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)まとめ

子どもたちの積極性やまとまりも少しずつ芽生えてきています。

一方、なかなか参加が難しい子の対応について、活動を強制することは意味を成さないため、少しでも興味を持ってくれる声掛けや関わり方をもう少し詰めていく必要性も感じました。

また、ASTEPは子どもを担当制ではなく、全員が全員と関われるような体制をとっています。

メリットとしては多くの大人と関われるので、人への接し方や人によって態度を変えない事など多くの面で、人との関わり方を学ぶことができます。

一方、職員それぞれの関わりでの出来事を、帰りまでの短時間で集約しきれず、送迎時に保護者さまへお伝えすべき事項が抜け落ち、伝えきれていない状況も発生しました。(のちにLineでお伝えしていますが…)

療育中の職員間の情報共有が課題としてありますので、打開策をしっかり検討していきます。

来週の週間予定(キャリア療育のアジェンダVol.6)について、こちらからご確認ください!

[blogcard url=”https://www.astep-kyoto.com/agenda-6-4859″]

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どうも!ASTEPホームページ管理人です! 京都の乙訓圏域で放デイを運営しながら、積極的に現場に入って福祉の現状の改善に奔走しています。 InstagramやX(旧Twitter)ゆる~く更新してます★ どうぞご覧あれ~◎

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