日常の中で育む支援の力〜特別な技術がなくてもできる子どもとの関わり方〜

日常の中で育む支援の力 〜特別な技術がなくてもできる子どもとの関わり方〜

いやーなかなかブログ更新できず…でもインスタの方は毎日更新継続しています!引き続き、有言実行していきます~

というわけで、僕はお子さんへの支援歴が5年ほどになりましてですね、まだまだひよっこながら、子どもたちから受ける刺激、頼りがいのある支援者たちのおかげで考え方も日々変化、アップデートしていっているわけですけれども~

今回のテーマでもありますけど、療育活動から目を転じまして『日常』での支援の力、ということで語っていこうかと思います。(SEOは無視、ひたすら文字でアウトプットします)

支援って、日々の中で実はとてもシンプルなことに集約されていると思うんですよ。

特別な技術や高度な知識がなくても、子どもたちに寄り添いながら、日常的な関わりの中で支援を行うことができる。

そんな思いに至ったのは、ひよっこながらこれまでの支援経験を通じて、日々の中にこそ大切な支援があると気づいたからです。
(とはいえ知識・技術は支援者としてはマストですよ!お間違えなく)

日常の中で意識すべきことはたくさんありますけど…

まずは、①「関わりの一貫性」ですね。

子どもたちは、日々の中で安定した予測可能な環境を求めています。例えば、食事前の手洗いを習慣化することだったり、決まった時間に一緒に遊ぶことだったり。そうすることで、子どもは安心感を感じて、日常生活により集中できるようになりますね。

そして、次に大切なのは、②「観察と理解」

子どもの行動や言動をしっかりと観察して、その背後にある気持ちやニーズを理解することですね。

たとえば、子どもが不安そうにしているとき、なぜそう感じているのかを探ることで、より適切なサポートができるようになります。これは、子どもの心をしっかり受け止めるための第一歩だと感じます。

また、③「ポジティブなフィードバック」は、どんな小さなことでも子どもの自信を育むきっかけになります。

食事の準備を手伝ったときやお片付けをしたとき、具体的に「よくできたね」を伝えることが、子どもにとって大きな励みになるんです。こうした小さな成功体験が、子どもたちの成長を後押ししてくれます。

あと、④「共感と受容」も忘れてはいけませんね。

子どもが感情的な時に「その気持ち、めっちゃわかるよ」と言葉をかけるだけで、安心感を持ってもらうことができるかもしれません。怒ったり泣いたりしている子どもに対して、まずはその感情を受け入れてあげることが、信頼関係を築く基本なんですよね。

日常生活の中で、⑤「学びの機会」を見つけることも支援の一つです。

食材を一緒に見ながら、「これ何になるかな?」と問いかけたり、散歩をしながら「今日はどんな花(なんでもいい)を見つけようか?」と話しかけたり。そうやって、日常のあらゆる出来事を学びの場に変えることができます。

もちろん、子どもたちの発達や状況は日々変化します。だからこそ、柔軟な対応も大切です。

予定通りに進まないことがあっても、その時の状況に合わせて臨機応変に対応し、子どもたちが安心できるような方法を考えることが支援者として求められます。

そして最後に、⑥「ポジティブな環境作り」

子どもがリラックスして過ごせるような、安心できる空間を作ることが何より大切ですね。支援者が余裕を持って接することで、子どもたちはより素直に自分を表現できるようになるんですね。

具体的な日常の中での支援を考えると…

  • 朝の準備で「今日もがんばろうね!」と声をかけることで、子どもが自信を持って一日をスタートできるかもしれません。
  • 食事の準備では、食材を一緒に見ながら学びの機会を提供したり、トイレ後の手洗いを楽しく教えることで、習慣を身につけることができるかもしれません。
  • 片付けのときには「おもちゃを片付けると、次に遊べるよ」と声をかけることで、次の活動に繋げられるかもしれません。
  • 服の着替えで「今日はどの服を着たい?」と選ばせることで、自己決定力を育むことができるかもしれません。
  • お買い物で「今日は何を買うか一緒に考えよう」と言うことで、物の名前や用途を学ぶ機会を提供できるかもしれません。
  • 感情を表現する際に「今、どう感じてる?」と聞くことで、自分の気持ちを言葉にする練習ができるかもしれません。
  • 移動中に「今日はどこに行くのか」と話しかけることで、観察力や言葉を育むことができるかもしれません。
  • お手伝いを頼むとき、「一緒にやろうか?」と声をかけることで、協力の大切さを学ぶことができるかもしれません。
  • 外遊びの前に「今日はどんな遊びをしようか?」と問いかけることで、選択肢を与えて自分で決める力を育むことができるかもしれません。
  • お昼寝前に「お昼寝の時間だね」と伝えることで、予測可能な生活リズムを作り、安心感を与えることができるかもしれません。
  • 絵本を読んであげるとき、「どんなお話が好き?」と尋ねることで、興味を引き出し、読むことへの楽しみを育むことができるかもしれません。
  • 友達とのやり取りの中で「どうしたの?」と声をかけることで、感情やコミュニケーションを理解する力を育むことができるかもしれません。
  • 何かを達成した後に「よくできたね!次もがんばろうね!」と励ますことで、自己肯定感を高め、次の挑戦に向けて意欲を持たせることができるかもしれません。
  • 朝食後に「お皿を片付けるのを手伝ってくれる?」とお願いすることで、家庭内での役割分担を学ぶことができるかもしれません。
  • 手紙やカードを作るとき、「誰に送ろうか?」と一緒に考えることで、創造力や自己表現を伸ばすことができるかもしれません。

挙げればキリはありませんけど、支援は特別な技術がなくても、日常の中で意識的に行うことで十分に効果があります。

子どもたちの心に寄り添い、毎日の小さな行動を大切にすることが、支援の原点じゃないかな?と思うわけです。

だからこそ、「人間力がすべての土台」ということに尽きるんだと思います。

支援において大切なのは、特別な技術や高度な知識だけではなく、支援者自身の「人間力」つまり、子どもたちと心を通わせる力、寄り添う力、そして共感する力だと思います。

技術や知識はもちろん支援に必要です。

ただ、どれだけ素晴らしい理論を持っていたとしても、それが実際の関わりの中で温かさや柔らかさを伴わなければ、子どもたちの心には届かない。実際にその子どもとどう向き合い、どれだけ心を込めて接することができるかが、最も大事な部分です。

子どもたちは、支援者の心の余裕や優しさを敏感に感じ取ります。自分の気持ちを受け止めてくれる人がいると、どんなに小さな支援でも大きな安心感や成長を引き出すことができるんです。

結局のところ、支援は一方的な知識の提供ではなく、お互いが信頼し合いながら共に成長していくプロセスなんですよ。

だからこそ、どんなに忙しい日常の中でも、子どもたちに心を込めて関わり続ける。その姿勢こそが、支援の最も大切な部分ではないかと感じてます。

最後に…

そんな人間味あふれる人との出会いを待ってます。肝はまずそこです。

そんな方たちが支援の世界へ来てほしい、もっと増えてほしい…という願いを込めて★



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