「優しさだけじゃ足りない」 発達支援の現場で求められるのは、もっとリアルな支援

「優しさだけじゃダメ」 発達支援現場で求められるのは、もっとリアルな支援『ASTEP』

いやーどうもお久しぶりです◎

ASTEP COCORO開所に奔走するあまり、また放置になってたので、ここで一発更新!

今日のテーマはこれ!!

というわけで、発達支援の現場で、よく耳にする「優しさ」という言葉

もちろん、優しさや寄り添いは疑いようもなく大切です。一方で、現実を見据えたとき、優しさだけでは問題は解決しないことがあるんです。

それが僕たち支援者にとって、特に重要な教訓でもあると感じるんですよね。

ここでは、僕が経験した実際の事例を交えながら、その背後にある「支援者としての覚悟」や「現実的なアプローチ」のお話しをしていこうと思います。

「優しさ」だけじゃ足りない現実

課題のある子どもたちには、もちろん支援が必要!

でも、支援者としてただ優しく接するだけでは、子どもたちの成長や自立には繋がらない。というのは、発達支援には「その子に合わせたアプローチ」と「時には厳しい現実を見据えた支援」が必要だと思うからです。

継続して通所しているA君

A君はとても感受性が強く、ちょっとしたことでも大きな感情の変化を見せるタイプです。

支援計画を立てる段階では、もちろん「落ち着かせるためにこうしよう」と理想的なアプローチを考えました。

しかし、いざ現場に入ってみると、A君が抱える問題の本質が見えてきました。感情の起伏が激しいというのは、発達的特性や学校・地域での環境である可能性がある(詳しくは書けませんが)ということが分かりました。

理想通りの「優しさ」を重視した支援では、逆にA君に寄り添いの気持ちを示し過ぎてしまい、問題行動が続く結果となりました。

ここで、僕は少し厳しさを取り入れたアプローチを試みました。

A君が感情を爆発させる場面では、その感情をしっかり受け止めつつも、行動が不適切であれば「それされちゃうと悲しいんだよね」と冷静に伝えることを心がけました。

最初は反発がありましたが、紆余曲折を経て、徐々にA君は自分の感情をコントロールできるようになり、支援の効果が出てきました。

この経験から学んだことは、支援計画は理想を追い求めるだけでは意味がないということ。現場では「現実的なアプローチ」が大切やと感じました。その場その場で、時には厳しい判断を下すことも必要だということです。

支援者自身の感情にどう向き合うか

支援現場で最も難しいのは、支援者自身の感情をどう扱うかという部分です。

支援者も人間ですから、時には疲れやストレスを感じることもあります。長期間同じお子さんを見て行くことになるので、思うように進展しないことや、保護者との意見の食い違いに悩むことも多いものです。

Bちゃんという子どもがいます。

Bちゃんは特定の指示を認知して行動に移すことに困りがあって、毎回支援計画通りにいかないことが続いていました。

最初は「どうしてうまくいかないんだろう」と悩み、焦っていましたけど、ふと気づいたんです。

僕はBちゃんの成長に対して、過度に理想を求めていたのだと。

その後、ぐーーーっとハードルを下げて、Bちゃんのペースに合わせた支援を心がけ、焦らずじっくり向き合うようにしました。

すると、少しずつではありますが、Bちゃんも少しずつ主体的に、少しの自信を持って行動することが増えました。

この経験から、支援者は「完璧」を求めすぎないことが大切だと感じたんです。

感情的に疲れたり、苛立ちを感じることもあるけれど、それをどう処理し、次に生かすかが鍵だと思うようになったんです。

優しさと厳しさのバランス

「優しさだけでは支援にならない」と言われても、どこで厳しさを持ち込むか、具体的にはどうしたら良いのか、迷うことも多いですよね。叱ることができない!という支援者も少なくないと思います。

実際、今でも厳しさをどのように持ち込むかを決めるのはめっちゃ難しいです。

でも、僕はこれまでの経験から「根拠ある厳しさは愛情の一環」という考え方を大切にしてます。

例えば、C君というお子さんは、最初は支援を受け入れられず、どうしても自分のペースでしか物事を進められませんでした。

何度も「これをやってみよう」「これだったらできるよ!」と伝えたのですが、毎回抵抗していました。

でもある時、C君の行動が他の子どもたちにも影響を与えていることに気づきました。そこで、私は彼にこう伝えました。

「C君がしたいことは大事にするけど、みんなのルールを守ることも大事なんだ。C君が守れないと、他のお友だちにも迷惑がかかってしまうよ。」

最初は聞き入れることはなかったですが、根気よく伝えていくと、少しずつ協力してくれるようになりました。

「優しさ」と「厳しさ」をしっかりと線引きし、子どもに理解できる形で伝えることが、支援の中ではとても大事なんだと気づかされました。

さいごに

結局のところ今回のことで伝えたいことは『優しさと厳しさのバランス』

「優しさだけ」で支援しようとすると、結果的に子どもたちの成長を止めてしまう可能性があるっていうことは、頭に入れておかないと無責任な支援になっちゃいます。

でも、逆に厳しさだけでは反発を生んでしまい、信頼関係が築けないことも確かです。

支援者として、理想論だけではなく、冷静に現実を受け入れ、柔軟に対応することが求められますね。

私たち支援者も完璧ではありません。思うようにいかないことは日常茶飯事だし、悩んだり、疲れたりすることもあります。

それでも、支援者としての『覚悟』を持ち続けることが、最終的に子どもたちの成長に繋がると僕は信じています。


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どうも!ASTEPホームページ管理人です! 京都の乙訓圏域で放デイを運営しながら、積極的に現場に入って福祉の現状の改善に奔走しています。 InstagramやX(旧Twitter)ゆる~く更新してます★ どうぞご覧あれ~◎

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