事業所合同研修!4月のテーマ「虐待について」

京都府向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)の事業所合同研修

はじめに

3事業所合同研修の様子京都府向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)の事業所合同研修

いつも放課後等デイサービスASTEPのブログを見ていただきありがとうございます!

放課後等デイサービスASTEPでは、職員の有用な資格取得のためのバックアップ(公的な研修)の他に、独自に月に1度のペースで研修を行う計画をしております。

独自に研修を導入した目的は、細かくいえば幾つもありますが、大きな目的はひとつ!

“ASTEPでの療育の質の向上”

この1点に尽きます!

今年度は、3つの事業所(南区のいろはさん、伏見区のピノッキオさん)と合同で、それぞれの事業所が考えるテーマや時期的特性を捉えたテーマを設定して研修を行っていきます。

また、それぞれの事業所の情報や意見を交換する場としても活用しようと考えています。

今回の会場はASTEP(広いので!)で行い、研修テーマの担当はピノッキオさんで実施をしました。

今回は「虐待」についての認識を合わせ、意見交換しました。

要点をまとめましたので、ご覧ください!

子どもの虐待とは

京都府向日市の放課後等デイサービスASTEP(アステップ)の事業所合同研修

子どもへの虐待は大きく4種類あります。

4種類の虐待は、それぞれ単独で発生することもありますが、暴力や暴言で脅し、性的暴力と暴力や脅し…など、複雑に絡み合って起こる場合があります。

以下、4つの虐待について紹介します。

身体的虐待

殴る、蹴る、水風呂や熱湯の風呂に沈める、カッターで切る、アイロンを押し当てる、異物を飲ませる、厳冬時に戸外へ締め出すなどの暴行を指します。

周囲から分かりやすく気づきやすい一方、洋服の下など見えない部分にだけ暴行するタイプもあるため、着替えなどを行うタイミングで、注意深く目視することも必要です!

性的虐待

子どもへの性交だけではなく、性的な行為の強要や、子どもへ性器や性交を見せつけることも性的虐待にあたります。

私たち職員も含めて「子どもの将来を信じて利用しているのだから、性的虐待なんて起こるはずがない!」と思いがちだけど、実の父母ではなく、叔父や叔母が虐待を行っていたケースもあることから、子どもの動向を注意深く見守る必要があります!

心理的虐待

大声や脅しなどで恐怖心を与えたり、無視をしたり拒否的な態度をとることを指します。

これらの他に、夫婦喧嘩がヒートアップしてDV(ドメスティックバイオレンス)を子どもに見せてしまうことも1つの心理的虐待と言えます。

心理的虐待は「子どもの心を死なす行為」と理解しておいてもらいたいです!

ネグレクト

保護の怠慢、養育の放棄や拒否のことを指します。

具体的に言うと、子どもを放置して親が遊びにでかけたり、食事を与えない、衣服を着替えさせない…などを言います。

安全や健康への配慮ができない親に起こりうるため、場合によっては死に至るケースも少なくはありません。

病気なのに病院へ連れて行かない…これを医療ネグレクトという言葉も存在します。

研修課題の設定

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これらの虐待の種類と事例をもとに一通り勉強したあと、研修課題を事業所ごとグループで検討し、発表しました。

研修課題と意見について、以下にまとめました!

「なぜ虐待が起こるのか」を考える

いくつも意見がありましたがピックアップしてお伝えします。

結論の前にお話しをすると…

みなさん!夫婦(結婚)の3つの条件というものはご存じでしょうか?

私は正直知りませんでした( ゚Д゚)

  • 肉体的に成熟していること
  • 精神的に成熟していること
  • 社会的に成熟していること

肉体的・精神的に成熟していることについては、普通と言ったら語弊があるかもしれませんが、しっかり食べて、それなりの教育を受けていると成熟に至るかと思います。

一方、現代の、特に若い方に足りない条件は「社会的な成熟」にあります。

社会的な成熟とは、社会人として仕事に責任を持ち、家族の生活と安全に責任を持てる状態のことを指します。

これらが未熟であると、信じられない言動や行動をしたりすることがあり、場合によっては虐待に発展するケースがあります。

現在ご利用いただいている保護者の方々は、全員がお子さまの将来のために前向きに子どもとの関わりを大事に考え、日々取り組んでおられています。

今後、半ば虐待を受けていると思われるお子さまをお預かりした場合に、私たちができることは、社会的に未熟である親に対し、一貫して子どもへの関わり方への支援と意識の変化を促すこと!

場合によっては、家庭訪問ではないですが、個別にサポートしていく体制や、度合いにもよりますが、ある一定期間を以て見込みがない場合は、児童相談所への通報など、今後必要になってくるとの意見がありました。

「事業所で起こりうる虐待」を考える

ピノッキオさんの意見を紹介します。

ある支援学校へ迎えに行ったときのことです。

学校で何かしらの不調をきたした子どもが、学校と事業所の職員が車に詰め込むように無理やり乗車させていました。

これは行うべき対応なのでしょうか?と、ピノッキオさんの職員は後日、学校側に問い合わせたようです。

学校や事業所も次の段取りなどで急いでいたことかもしれませんが、本来の事業の目的を間違えているように思えます。

「事業所のために子どもがいる」のではありません!

「子どもがいるから事業所がある」なんですよ!

何より最優先すべきは、事業所の都合ではなく、ひとり一人の子どもなんです!

取るべき行動は、出発の時間を遅らせてでも子どもをクールダウンさせる必要があったと思います。

また、今後のために、そうした事態となった事実確認が必要になります。

そして、そうなった場合のオペレーションを学校と事業所がしっかりと認識の共有をしなくてはいけません。

無理やり車に乗せる行為…これは場合によっては虐待に当たり得るため、しっかり認識を合わせないとですね!

研修を終えて

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虐待については、どんな理由があれ絶対にあってはならないことです。

そして、私たち事業所の職員が子どものために一生懸命やればやるほど「させてしまっている」という傾向になり、虐待に繋がる恐れがあることも認識しなければいけません。

私たちの療育は「自己満足」になることは絶対にあってはならないことです。

この機会に改めて職員全員で認識を一致させました。

また、身体的な暴力による虐待だけではなく、言葉の虐待にも配慮しなければなりません。

言葉の力というのは絶大な力を持っていて、ストレスをかけるような言葉かけは絶対NGです。

言ってはいけない言葉「ちくちく言葉」を教えていくことも必要ですね!

生活の中にある「習慣」を作ることも療育のひとつであり、言葉かけが少しずつ変化するようにご家庭と連携しながら、ゆっくりと進めていきたいです。

”全ては子どもたちのために”


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どうも!ASTEPホームページ管理人です! 京都の乙訓圏域で放デイを運営しながら、積極的に現場に入って福祉の現状の改善に奔走しています。 InstagramやX(旧Twitter)ゆる~く更新してます★ どうぞご覧あれ~◎

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